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私はこれまで、材料化学分野（有機合成、電池、化粧品、包装、印刷など）を中心に、国内外での特許・商標業務に携わってまいりました。また、スタートアップ企業の事業戦略部にも所属し、経営の現場で事業計画と知財戦略を一体的に立案・実行してきた経験を持ちます。

この事務所を立ち上げた理由は、知財戦略と事業戦略がかみ合わず、企業が十分な成果を得られないケースを数多く見てきたからです。事務所と事業会社との間にある知識や情報の差により、状況を正確に共有できないまま対応が進んでしまう――その現実を変えたいと考えました。

知財戦略は、事業戦略と切り離しては意味を持ちません。だからこそ私は、クライアントとの双方向のコミュニケーションを大切にし、お互いが理解を深めながら支え合える関係を築くことを重視しています。わかりやすい言葉と資料で情報を共有し、同じ方向を見て進むことを何よりも大切にしています。

経営判断と一体となった知財戦略を構築し、他社にとって脅威となる強い権利を形成するとともに、グローバル市場で優位性を築く。
そのための外付け知財部として、クライアントと共に歩み続けてまいります。